びょういん

次の日も、朝からセキが出て泣いて吐きました。
苦しいよー！
パパは、「絶対に肺炎か、きかんしえんだ！」と言いはり、ママも「肺炎の時と同じセキだわ！」
きしんはお医者さんはイヤだ、イヤだと言っても聞いてくれません。
お昼を食べたら病院に行くことになりました。
行ったのは、ロベール・ドゥブレ病院。
きしんが生まれた所なんだって。
でも、ボクには初めて見るところでした。
待合室にべべのおもちゃがあったので、「きしんがべべの時、ここへ来てこのおもちゃで遊んだの？」て、パパに聞いたら「いやあ、このおもちゃでは遊ばなかったよ」って答えにくそうにしていました。
映画のバンビの大きな絵があったので、ママが一緒に撮ってくれました。
いっぱい待ったけれど、結局たいしたことないって言われて帰ったら、ママがすぐに鼻をクスリで掃除！
たいしたことあるじゃない！
えーん、お医者さんよりイヤだと思いっきり泣いたけど、夜はぐっすり眠れました。