日本のノエル 発表

年中組の12月のテーマは「世界のクリスマス」です。ママが文章を考えてパパがカラーで写真や絵を付けて「日本のクリスマス」を発表しました。担任のモニクは、大喜びで、みんなの前で読んでくれました。大体こんな内容です。
「日本はクリスチャンが少ないけれど、クリスマスは世界中でお祝いするので、日本人もイエス様の誕生日だってことを特に考えずに、ケーキを食べます。日本の家に煙突はないけれど、それでもサンタさんは日本の子供達にお菓子の入ったブーツを届けるのを忘れません。日本はそれよりお正月に大きなお祝いをします。でもその前に大掃除といって、みんなで片付けをしないといけません。お母さんは"お節"という特別な料理を3段の器に作ります。年賀状も交換します。2010年は寅年なのでみんな虎の絵を描いて"元旦"と書くと、郵便屋さんが1月1日に一気に届けてくれるので、郵便ポストがいっぱいになるんだよ。
お正月のお祝いは3日間続きます。家族が集まってカルタをしたり、伝統的にはコマや凧揚げ、はねつき（木製バドミントン）をします。学校の宿題は書き初めです。筆で日本の文字を書くのはむずかしいです。フランス人が教会のミサへ行くように、日本人は神社へお参りします」

ボクはお正月に日本へ行ったことがないのでこんな話知らなかったよ。他の子と一緒に感心して聞きました。この話はみんなの生活ノートに白黒コピーして貼られて、休みの間に各家庭で読んでくれるから、ボクもクラスで鼻高々だよ！

ママの書いたフランスのクリスマスはこっち→　http://www.graceor.jp/style/paris_09.php