クロチルド姫

「ロビンフッド様、さあこちらへ！　舞踏会が始まります」
「いえ、クロチルド姫。私はあなたと身分が違います。そちらへは行けません」
と言っているようですが、本当は・・・
「きしん、こっちよ」
「えーっ、こわいよ・・・知らない、おうち。パパ助けて・・・」
なのです。
同じペロッケ組のクロチルドのお誕生日の仮装パーティーに招待されて、きしんはロビンフッドになりました。
プレゼントも、今、きしんが一番お気に入りのマイリトルポニーを選びました。
だけど、おうちに来たら、急にこわくなりました。
でも、この後は、チョコレートケーキを食べて、スペクタクル（人形劇）を見て、いっぱい遊びました。
来ていたのは、男の子も女の子も6人ずつ。同じペロッケ組からは、（いじわる）ジャン・ヴァルテールに、アナスタシアとアルメールにきしんの4人だけでした。