いのうえきしんの日記

貴心です! 15才!パリの美術高校生です。 パリ生まれで日本大好き! 

Expo grain

kishininoue2015-03-08

今日は17度もある春のような良い天気の日曜日。遊びに行くっち!!
久しぶりにPalais de la découverteでも行くか。今やっているのは「天才的な粒」という催し物で、砂は少しの水を加えるとどれだけ強くなるかの実験とか、砂の芸術とか見ました。すごい。美しい色の砂粒もたくさんありました。ママは「チアシードみたいに痩せられる粒の話かと思ったらただの砂じゃん」
教壇でボクも先生のものまね〜


アトリエコーナーでは「イカの骨」についての講義を聞きました。イカの卵や骨を見せてくれるまではおもしろいと思ったけど、なぜ産まれて3ヶ月目の赤ちゃんイカには骨の間に縦線しかなく、その後は横線が入り迷路のようになるかとか細かーい話だったうえに、先生はイカを何度もタコと言い間違えて、そのうちママは「縦線だろうが、何だろうがどうでもいいんですけど」となっていました。しかも結局その謎は「まだ解明されていない」だったのです! だからイカの骨なんかほっとけ〜!


帰りはセーヌの川岸を歩いて、春のような陽気に半袖で飛び出してきた人たち、うっかり冬服着たままピクニックをする人たち、色んなパリの眺めを楽しみました。帰ったらママはチェロ、ボクはお絵かき。そしてうちにあった砂漠の砂で実験を再現したあと、またロシア語の勉強もしました。シャンペンはシャンペンスカヤだって。なんか語尾をロシア語っぽくしてるだけだね。水はヴァーダ。ソーダー水はソーダバヤヴァーダ。だからぁ、そのバヤってなに?! ロシア語って笑えるね。