いのうえきしんの日記

貴心です! 15才!パリの美術高校生です。 パリ生まれで日本大好き! 

初☆ひとつの星レストラン

今日は晴れで14度の予報だったのに、思いっきり雨です。
でも出掛ける予定にしていたので、車で出発〜!
行き先は焼き物で有名なジアンの近くの一つ星レストランAuberge des templiersです。
日本人のシェフだそうです。

庭にはコテージがいくつもあって、おとぎの国みたい。可愛らしいけれど、冬なので誰もいず、プールも汚れた池になっていました。
早く着いたので、暖炉の前で(寒いのだ!)アペリティフの、ノンアルコールカクテルをいただきます。

そして、ほんちゃんの昼ごはんは、オマールにしました。

うーん、セレブっぽい人がいっぱい来てるなあ〜 
(田舎の小金持ちおじいさん&おばあさんが貴心の目にはセレブに映るらしいbyママ)
デザート+これでもか、これでもか、というほどオマケの小菓子が出てきて、先週糖尿病の血液検査の結果がとても悪かったこざけーが困っています。ボクは薔薇のムースにしました。うふん♡ ママはみんなが嫌いだというココナツのプレデッセールを3人前ぺろりと平らげます。


2時間半かけて、腹12分目になったところで、車で17分ほどのBriareという街に移動して、Bapterossesの創設したモザイク博物館を見ます。
タイルの他に、ボタンやビーズを大量に作る機会を発明して、大金持ちになった人です。なぜか日本語の表彰状もありました。



おみやげショップの横の、壁の根っこが見事でした。

アール・ヌーヴォーの時代に活躍したEugène Grassetというアーティストの作品がたくさんあります。
ウージェンヌもその時代の流行りにもれず、日本美術に興味があったので、彼が飾り付けをしたここの教会(正面壁にもモザイクがいっぱい)には日本にインスピレーションを受けたモザイクの床があります…と、ダミアンに似た神父様らしき人が話しかけてきて、ママが胡散臭そうな顔をしていたので、すぐあっちへ行ってしまいました。



ジアンに寄ってロワール川を眺め、少しお散歩。
カフェを飲んでからパリに帰りました。
なかなか素敵な小旅行でした。