ほな、さいなら
ほんなら、東京へかえりますゆうて、しんおおさかのえきへ。
おじいちゃんとおばあちゃんがみおくってくれてん。
ゆみこおばちゃんも、よっちゃんのおっちゃんもゆうてたけど、こんど、あうときは、ぼくはあるいてるやろなあって。
それで、みんなかおをあおざめるのは、どうしてやねん?
そや、しんかんせんにのるのは、ぼくすきやねん。
なんでやて?
しんかんせんのなかに、でんわしつがあるねん。
そこで、ままにだかれながら、じゅわきとったり、すうじのついてるぼたんをばんばんたたくんや。
それでつかれて、すっきりおひるね。
そうすると、あれっ、とうきょうについちゃった。