怖いぃぃ

またしても弱虫きしんの登場です。
今日から待ちに待った柔道…のはずが、急に怖くなってきます。
知らない子ばっかりだったらどうしよう、強い子ばかりだったらどうしよう。怖い。怖い。
また涙が出てきて、ママは「またぁ？！」
それでも何とか重い足を引きずって道場に行きます。
「着替えたくない」「何言ってんの！貴心がやりたいっていうから申し込んでおいたんでしょ！」「もう今はやりたくない」「だめ、お金払っちゃったんだし、スポーツやらないと大きくならないよ」「でもヤダ」「じゃあ、これから毎日給食の罰。学校の柔道に入れる」「ヤダ」「ダメ」「ヤーダァ」
ブノワ先生に「貴心、去年と同じクラスの子が2人もいるぞ」と言われているのにダメです。怖くて身体が動きません。クラスが始まってもベンチでじーっとしていて畳に行きません。2人ひと組になってやる時、奇数人数になっちゃって余る子がいるから、ブノワ先生に「貴心が入ってくれると助かるんだけどなあ」と言われても行きません。ママは「すみません。この弱虫はいつもそうなんです。学校でも、給食でも、絵の教室でも、いつも最初は泣くんです」
とうとうクラスが終わってしまいました。「貴心、やめるの？」「来週からやる」
（まったくぅー　だったらさっさとせんかい！byママ）
次のチームでも泣いてる子発見。あの子も去年いた子だ。やっぱり怖くて泣いてるみたいです。
「あの子と気が合いそうじゃん」ってママがからかいます。「パパには今日のこと言わないでね」「絶対言う」