中秋の名月

今日はハードな一日でした。
朝ごはんを食べたらラネラグ公園までパパとピンポンをしに行きます。
朝だとだれもいないので、ヘタでもはずかしくないからです。
いっぱいやって、ボクもあきてきてそろそろ帰ろうかと言う時、急に公園のおじさんが来てボクにコーチをし始めました。とてもしんせつでやさしいおじさんで、もう帰るんだけどと言えなくてまたピンポンをはじめました。
帰りにパッシーへよって、ボクが今とてもしたい、ベイブレードのコマをムラサキ色にするプラスチック用の塗料を探しましたがありませんでした。
おうちへ帰ってお昼ごはんを食べたら勉強。午後はルーブルの模型屋さんへ塗料を探しに行きます。
ところが途中で大渋滞。おまけにバスはコンコルドで止まり、あとは歩いてルーブルまで行きました。
模型屋さんで、学校で飼っているカタツムリにぴったりの小さい小石がいっぱい入った袋があったのですが、どうしてもパパは買ってくれません。カタツムリは本物の小石のほうが喜ぶからだそうです。でもボクにはかたつむりにどうして偽物がわかるのか、わかりません。
夜になったら、ショウというお兄さんがきました。パパのお友達の甥っ子です。
パリにピアノ留学に来ていて、ママといっぱいピアノの話をしました。1年もいるのにトロカデロ広場からエッフェル塔を見たことがないというので、ビックリして、みんなで食後の散歩に出ると大きなお月様。そうか、お月見だ！ボクは急にお団子が食べたくなって、月を見ながら泣きました。お兄さんが「ずいぶん風流な子やな〜」と感心してたけど、ボクはどうしても団子が食べたくて食べたくてたまりません。しかも臼と杵でつきたいです。それはないけど、しゃあないなぁと、帰ってすぐママが鉄のすり鉢とすりこぎでご飯を潰してキナコ団子もどきを作ってくれました。掛け声はえんやーとっとです。やっとごっきげん♪　お月様と一緒に食べました。やっぱり秋はこれだよね！