いのうえきしんの日記

貴心です! 15才!パリの美術高校生です。 パリ生まれで日本大好き! 

Sebastienのナイフ

kishininoue2013-08-14

昨日は夜更かししたので、今朝のミサは出られませんでした。他の子はみんな行ったので、ボクだけ遅れて朝ごはんも食べました。
今日は移動日、はやく荷造りして出発しないと!弓矢も忘れずに積んでね!!
そう、実は昨日の誕生会でセバスチャンがナイフで庭の木(ノワゼット)を切って、ボクに弓矢を作ってくれました。かっこいいー!!!ボクはさっそく原始人になった気分で狩りをしました。が、こういうことはとても苦手なのであまり飛びません。
ほかにもキャラビンというピストル遊びもやらせてくれました。パリで絵を描いているボクには、このアウトドアの生活がとても新鮮です。「楽しかった」というと、セバスチャンがボクにお父さんの物だった、黒い折りたたみナイフを記念にくれました。「えー、怖い」でも昔の男はいつも右のポケットにナイフを入れ、ご飯の時使っては、左のポケットに入れたハンカチで拭い、庭で何か切っては拭いと、持って歩いていたそうです。翔くんももう自分のナイフを持っているし、ボクも男なら一人前に使いこなせないといけないそうです。古くからの風習で、ナイフを贈られた者は、1ユーロを渡すそうなので、セバスチャンに渡しました。
イマケイさんが「あぶないわねえ」とブツブツ言うし、ダミアンは「うちの方針では自然の物(枝で作った弓と矢)は、家に持って帰ってはいけないことになっています」それでもなんとか車に積んでもらって、いざリリー&ピエールの家へ!
遠い…走れど走れど着きません。酔い止めを飲んだので寝て、DVD見て、ピクニックのお昼ごはんをして、7−8時間もかかってアレスへ到着。イマケイさんは腰痛で倒れてしまいました。