虫歯

今日の昼休みは新しいピアノの先生、ダニエルくんがやってきました。さなえ先生はシュツットガルトへ留学してしまったのです。さなえ先生のお友達を紹介してもらいました。ドアを開けたらビックリ、黒人です！
でもできるだけ驚いていないふりをしてレッスン受けました。レッスンは普通でした。「1年しかやっていない割にはよく譜読みができるね」と褒められます。“門前の小僧習わぬお経を覚える”です。

毎年9月は歯の検査にいきます。実はこの前左の方がちょっと痛かったんだけど、歯医者が怖いのでないしょにしていました。ママも虫歯がありそうだというので2人で行きます。ボクが先に治療台にあがります。緊張で涙が…あーやっぱり。乳歯だけどいつも飴を噛む場所がひどい虫歯でした。カメラで撮って麻酔をして治療に入りますが、怖くて泣く上にどうしても口を閉じてしまいます。終いにはパトリック先生も怒って、「ママを先にやるからあっちに行きなさい！」と追い出されます。シクシクしながら机に突っ伏していたらうっかり寝てしまいました。ママの治療のドリルの音で目が覚めて、自分の口を触ると麻酔がきいているみたいです。得意の鼻の穴を膨らますのをやってみたら、麻酔のせいで左が動かないみたい。おかしいの。
ママが終わってもう一度ボクにやるかというので、やりたくなかったけどママが脅すので治療台へ。今度は泣かなかったけどやっぱり口を閉じちゃって「応急処置しかできませんでした。抜くようになるのは時間の問題です」って言われて、「貴心の弱虫！」とママ。大金もとられて、帰りのメトロでとーっても不機嫌。