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ニームからアヴィニオンに電車で行って、ミミの新しい家に着きました。いつものようにここにはルーシー（ラブラドール）スノー（白兎）、猫3匹、それにある日猫がくわえてきたという7cmの赤ちゃん亀がいます。マリーとボクは絵に夢中で、ボクが描くとマリーが切り取って色を塗って、背景を描いた紙に貼っていくという遊びをしました。
この亀は見ながら描いたんじゃないから、模様は本物とちがうよ。ボクは見ながら描くのがきらいなんだ。一旦頭に入れたら、あとは自由にかくんだ。ほかにもポケモンみたいなモンスターをたくさん描いていると、シャルルが「これは◯◯のコピーだな！」とか口を出してきます。まあね〜でもディテールにボクらしさを入れているんだよ。クレヨンしんちゃん型のイヤリングをつけるとか、原ゆたか先生風に味付けするとか。彫刻をたしなむミミは「８才にしてはとても上手だね。デッサンの学校にちゃんと通って、ディモンション（立体）を身につけなきゃだめよ」と言います。

近所のマティアスおじさんと娘のロリーヌ、息子のトマと犬のハチ（ハチ公からとった）も遊びに来て、みんなに手品を見せました。恥ずかしかったけどやってるうちにノリノリになって、次から次に披露しました。ママもやったけど失敗ばかりです。