いのうえきしんの日記

貴心です! 15才!パリの美術高校生です。 パリ生まれで日本大好き! 

ニコルおばあちゃんのお葬式

kishininoue2014-06-16

今日の学校の話題といえば昨日のサッカーの試合。お昼を食べに来たアンリとも、家の中で静かめにサッカーをして、ママに怒られました。でも中庭でやったら管理人が怒るし…
アンリは「きしん、才能あるよ」と持ち上げてくれます。(家のしょぼしょぼサッカーで何がわかるというのじゃ!byママ)
午後はいい天気の中のミニ遠足で、スタッドへ行って交通の勉強会がありました。なんだってクラスで勉強するより楽しぜー!!
ママはニコルおばあちゃんのお葬式(偲ぶ会)でペール・ラシェーズへ行きました。おばあちゃんは先週82才で亡くなりました。毎年クリスマスやお誕生日には一緒にお祝いしたり、プレゼント交換したりしたよね。会では「ニコルには子どもがいなかったけれど、ミミやレオンやきしんのお陰で、おばあちゃんの役をすることもでき、楽しい人生でした」って話したんだって。そんでもって娘のように可愛がっていたイマケイさんが歌を歌ったそうです。
ママはその後、チェロの発表会のリハーサルがあり、楽器を持っていったので、誰かに「何か弾いてくれる?」と言われたらどうしようと心配していたそうです。だからこそこそ隠していたけど、楽器が大きいのですぐ見つかって「えーっと、初心者なので弾けないんですぅ」とモジモジしてたってさ。だってママのチェロじゃあピーー♪とかグギー♪とかいう音が多くてさ、みんな吹き出しちゃって、ニコルおばあちゃんも困っちゃうよね。
リリがとってもやつれてたのが可哀想だったって。ボクの絵でも送って励ましてあげないと!
写真はママの帽子(パパ作)をおどけて被っていた2年前のおばあちゃん。実はピースしてるショットもあります。
オシャレで、タンスの服はたたんでリボンで結んだりして、ブティックか?っていうくらいきちんとしていた人だったんだよ。


改めて、清瀬の80才のおばあちゃんはずいぶん元気で、モダンだねー パソコンできるし、パリにも来るし。ボクおばあちゃんだーい好きだし、自慢です。でも次来るとき白髪星人になってたらどうしよう〜 オレンジよりましか。やっぱり茶色がいいね、ってママと話していました。