レンアイロン

今年パパはほとんどいないので、ママは「もっと貴心と一緒に過ごすことにした」と言って、仕事を控えています。だから家にいる時間も多くて、給食も0です。わーい！でも家にいると時々口うるさいので困ります。時間があるとチェロをするのも耳が痛いです。今ボクがピアノで練習している「ウィリアム王の行進」というバロックの曲の通奏低音を弾きたがるのもかなり迷惑です。
暇なのでよく一緒にダラダラしては、話をします。
「ねえ、ママは産まれてきてよかった？」
「まあね〜。貴心は？」
「うーーん…まあまあかな。だって色々生きるのって大変だもん。ほら、ボクって影薄いじゃん？」
「でも目立つの嫌なんでしょ？」
「そりゃ嫌なんだけど…」
「まあ産まれちゃったんだからしょうがないよ。楽しいこと見つけて盛り上げていこう！」
「Oh！」
ということで一件落着。　　　（新学期で悩むじきなのかな？byママ）
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「ねえ、清瀬のおばあちゃんとボクどっちが好き？」
「うーん、おばあちゃんがいなかったら貴心は産まれてないからね。おばあちゃんかな」
「でもパリからロンドンに行こうと思ったら、ユーロスターでもいけるし電車でもいけるし、車だって。目的地には着くんだから、ママがいなくたってボクは地球に来たかもよ」
「そういうもんかねえ？」
ちょっと哲学的な会話です。（そんなことない？）
ということで、今日の挿し絵はアイロンの「恋愛論」。漢字間違ってます。