いのうえきしんの日記

貴心です! 15才!パリの美術高校生です。 パリ生まれで日本大好き! 

ユネスコ世界遺産

kishininoue2014-10-30


駅で見つけたガイドブックによると、夜行キツネがいるテーマパークが郊外にあるらしい。行こう!しかし夏だけの営業で10月12日で閉館だと言われます。よく見ると他の場所も10月31日で閉まる施設がたくさんあります。なぬー! 仕方なく地味な街巡りをするかと、1日乗車券(美術館の入場券付き)を買おうとすると「あ、ストックがない。2日間のならあります」「今夜帰るので1日券です」「無いものは売れません」なぬー!ママの怒りに火が付きました。「他にチケットが買える観光局は11時からで、まだ1時間半もあるんだからなんとかしてください」「何もできません」「能なし!!」と捨てぜりふを残して立ち去ります。仕方なくバスの1回券(2時間有効)を買います。12才以下の子どもはタダだって。お、太っ腹!気分を変えてペトリュス谷の観光汽車の乗り場に行くと丁度出発するところ。「あ、乗りまーす」運転手さん「チケット売り場はあっちです」「直ぐ行きます」「もう7分も遅れているので待てません」なぬー!お客さん1人しか乗ってないやんけ。けちー まあ30分後に来るから待つか、と思ったら「冬場は1時間に1本」に訂正されています。なんだってー、こんなところで1時間も待てるかい!とチケット売り場のおっさんにも悪態をついて、別の観光スポットに歩いて向かいます。ユネスコ世界遺産があるそうです。地図だとこっちの方だけど…通りすがりのおばあさんに聞くと「そうそうこの道よ」いやあ〜無いよねえ。仕方なくバスに乗って目的地の名前の停留所で降りると「へ、ここ?!」さっき横目で通り過ぎた、単に景色の良いところでした。ガイドブックドイツ語だったとはいえ、ここが世界遺産?ひどいー 1日乗車券を買った人は無料って書いてあるけど、こんなのタダ同然だよー わざわざ書くな、なんじゃこりゃ。
それから谷にある自然史博物館に寄り、キツネの剥製を見てちょっと嬉しくなります。お客ほとんどいないね。
お昼はイタリアン。でも前菜の盛り合わせのハムはドイツ製ばかり。まあ美味しいからいいけど。時間が余ったのでまた公園でブランコをして、世界遺産の富士山を砂で造りました。それからバスに乗って遠くの景色も見に行ったけど、ガイドブックの写真とは比べものにならないくらい地味でがっかりして、結局「ルクセンブルグは何も無い」という結論になりました。早めの電車でフランス圏のメッツに戻りました。おぉ〜昔見たポンピドー・センターメッツ支店。周りが大分開発されているね。