ラッキーキャンディー

今日のカレンダーには1ユーロが入っていました！これで好きなお菓子を買ってもいいのです。うれしいな。
でもそれは同時に、ママが袋に入れるお菓子を買い忘れたという”手抜き”な方法でもあるし、”買い物に付き合ってね”という合図でもあります。
ボクがきらいなのは、女の買い物です。だらだら〜　あっち見て〜　こっち見て〜　あー！そんな時間があったらゴロゴロしながら絵を描きたいよ！

フランプリへ行くのにお財布に残ってた1ユーロ6サンチームも持って行きます。これで豪華なお菓子が買えそう。イヒっ
コラの飴と、虹色の飴どっちにしようかなー、あぁやっぱり丸いのがいいかなー　2つ買うと2ユーロ18で予算オーバーだしな。「ママぁ〜　ちょっと出ちゃうけどいい？」「いいわけないでしょ」（ケチ…）「1個にしなさい」
うーーん迷っちゃう。
ママは横のビール売り場で突然ギャーギャー。なんと箱が破れて落ちたハイネケンの缶に穴が開いてそこからビールがピューピュー吹きでています。周りにビールをまき散らして、その辺びしょびしょ。拾って親指で穴を抑えたまま店員さんに「これ吹き出てます」と渡します。あーあ、なんかその辺オシッコしたみたいになっちゃってるよ。籠を置きっぱなしにしていたおばさんの買い物も濡れてるけど、事件を目撃していなかったおばさん、戻ってすまし顔で去っていきます。きっとおばさんの家はビールくさくなるだろうな。
さて、飴売り場。あーどっちにしようかなー！迷い続けるボク。「さっさとしなさいよ。女の買い物と変わらないじゃない、バカね」「だってぇ、今どっちも欲しい気分」「ママはレジに行くからね」えぇー、待ってぇ。
とそこでキラっと光る物が！あっお金が落ちてる。「ママ、あれ拾っていい？」「いいわよ」あ、あそこにも！「あれも拾っていい？」「いいわよ。ラッキーボーイね」ということで、12サンチーム拾って、無事2袋買えました。
ご機嫌の帰り道。ママ「でもさあ、よく考えたらスーパーの中に落ちてたお金は、道で拾うのとは違って、レジの人に渡すべきなんじゃない？教育方法間違えちゃったわ」そういえばそうかもねー　ドロボウした飴。それでもおいちい♡