金魚のお墓

朝起きたらとても弱々しくも、紅白はまだ生きていました。
「ほら、ご飯お食べ」口をパクパクしても餌は食べられません。
エアーポンプを付けていると、水流で流されてしまって、水槽の隅から動けなくなるようなので消してあげました。尻尾が黒ずんでいます。
学校へ行って、お昼帰宅すると、紅白は死んでいました。
ボクが網を使って水の中を「ほら、泳げよー」と言って浮遊させると、エミルが「生きてるみたいだぞ」と言います。でも本当に死んでいます。午前中は生きていたようなのに、きっと死体はボクに見つけて欲しくて、お昼まで待っていたのかもとママは言います。

ボクは手のひらに乗っけて泣きました。冷たいね…（生きていてもだろうけど）
それから庭の赤丸と紅井の横に埋めてやりました。

いつもは水槽の前にテーブルを出してご飯を食べていたのですが、ママが気を利かせて和コーナーに用意してくれたちゃぶ台（トランポリン）で、暗ーくご飯を食べました。
そういえば、蛇はまぶたがあるんだって。ふぐもあるって噂。